メンズファッションでも多数決は絶望的につまらない話

 いつの頃からか、めっきりTVを観なくなってしまった。僕の場合は単純に可処分時間がそっくりスマフォに移行した現代っ子なわけですが、興味関心のあるトピックがピンポイントで雪崩のように押し寄せる手の平サイズのデバイスを前に、TVの内容は全体的にどこかボンヤリしていると思うのは僕だけでないはず。

 

TVの内容がボンヤリしているのはなぜか?

 一言でいうとこういうことだと思うのですが、いかがでしょうか?

日本人全員が多数決で選ぶ面白いコンテンツは、残念ながら絶望的に面白くない。 引用:twitter / hajime2e

  日本のTV番組の成否を測る尺度が視聴率という多数決方式を取っている以上は、刺さる程の深度はないが、誰でも観るに堪えうる角が取れた最大公約数的な内容にするのが最適解になってしまう。「お茶の間」が存在していた昔はそれで良かったけど、興味関心が細分化してしまった今ではツライ。視聴率という呪縛から解放されている某局からキラリと光る番組があるのは必然のようです。

 

メンズファッションでも多数決はタブー

  この話、そのままメンズファッションでも当てはまると思っています。レディースファッションは「カワイイ」をいかに「共有」するかというのがビジネスの基本で、それこそ年がら年中、みんなで「カワイイ」を多数決して決めている。その反対で、メンズファッションは「カッコいい」を「他との差異」に見出すように思います。

 その結果、メンズファッションというコンテンツを提供する側は、たくさんの人の支持を得ようと多数決を採用すると、「他との差異」がないボヤけたカッコ悪いものが出来上がる。だからと言って、「他との差異」を追求して「カッコいい」に拘ると、熱狂的な支持を得るがニッチ過ぎて市場が無い。ビジネスはトレードオフをいかに乗り越えるかが大事ですが、メンズファッションはここの塩梅が難しいし、面白い。…と言い聞かせて日々、矛盾と戦っています。。

 

 長澤まさみエビちゃん

  前述の通り、カッコいいことをしようとすると気が付かない内にニッチになってしまうメンズファッションにおいて、少しでもそうならないようにする最大のポイントは洋服自体の「絶対価値」を上げることだと思います。目の前の洋服が自分には響かないけど、他者がカッコいいと認めることは十分に理解できるという状態・クオリティーに持っていくこと。

 青文字寄りの長澤まさみがストライクで、赤文字系の良さが全く分からない僕でも、エビちゃんが綺麗なことは認める。的な何様目線のことだと思っていただければ、大体合っています。

 

 色々なカッコいいがあると思いますが、僕らなりのカッコいいを長澤まさみクオリティーでご提供できるようにこれからも頑張ります。

 

【本日のお仕事の話】

 

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それでは、また。